人工膝関節置換術を考えられている方にとって、手術後の生活がどのように変わるのかが心配されることと思います。

人工膝関節で長く、快適に生活するためには注意しなければならないことがあります。では、日常生活する上でどんなことに注意すれば良いのか説明いたします。

 

人工膝関節へ衝撃・負担に気をつける

 

人工膝関節はそのほとんどが金属で作成されています。

人間の身体は良くできているもので、ある程度の衝撃や負担は、吸収できるのですが、金属は上手に吸収することはできません。したがって、膝へ強い衝撃や負担を掛ける動作には気をつけましょう。

具体的には、長い時間、走ったり、ジャンプすることにより、人工膝関節へ衝撃を与える。または、重い荷物を持ったり、体重が急に大幅に増えることは人工膝に負担が掛かります。これらの動作にはできるだけ避けるように注意しましょう。

ジャンプ

 

特に転倒には注意

 

特に、日常生活において気を付けることは転ばないことです。どんなに気を付けても転ぶときは転んでしまうものです。杖を使ったり、手すりを使ったりして転ばないように気を付けましょう。

転び方にも注意が必要です。人工膝関節に衝撃を与えないように、膝から突くような転び方は危険です。

なぜかと言いますと、人工膝関節は金属でできていますので、人工膝関節が壊れてしまうことはめったにありません。人工膝関節に強い衝撃や、負担を掛けると、人工膝関節を付けている周辺の骨にヒビがはいったり、最悪のケースでは骨折の危険があるからです。

そうなりますと、人工膝関節の接着した骨の間にゆるみが生じたり、再手術が必要になってしまいます。

転ぶ

 

膝を曲げることはできる

 

人工膝関節にすることで、膝が曲がりにくくなるのではないかと思いかと思います。

最近の医学の進歩により、現在の人工膝関節は140度くらいまでは曲がる構造になっています。

したがって、通常の生活にはまず、支障は無いかと思います。手術後の膝関節の可動域ですが、手術前の可動域に大きく左右されますので、運動療法等で可動域を確保しておきましょう。

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