あなたが、膝に痛みで病院に行ったとします。
すぐに物理的な治療が必要でない場合、必ずお医者さんがあなたに言うことは二つあります。

それは、足の筋力の強化と体重を減らすことです。
ここでは後者の体重をについて説明します。

 

体重と膝への負担の関係

 

体重が増えると膝への負担が増えます。膝への負担が増えた結果、膝の調子が悪くなるとどうしても活動的でなくなります。結果、ますます体重が増えてしまうため、悪循環になってしまいます。

やはり、膝への負担を考えるならば、適切な体重より多い場合は体重を減らす必要はあるのです。
他にも、肥満防止は成人病の予防にも役立ちますので、メリットは膝への負担を減らすだけではありません。

では、体重が増えるとどれだけ膝に負担がかかるのでしょうか。
一般に、膝への負担は歩行時には体重の約3倍掛かります。階段の上り降りは7~8倍、ランニング時には走り方によりますが体重の10倍もの負担がかかります。

具体的な例を上げますと体重60Kgの人は歩行時には60Kg×3=180Kgの負担がかかります。
この人が3Kg体重が増えるとなると(60+3)Kg×3=189Kgの負担となり、9Kgの負担増ですね。
この3kgの差は階段昇降時には21~24Kgの負担が増えることになります。

つまり体重が3Kg増えると、普段の生活の中で10Kg~20Kgもの膝への負担が増えることになります。

歩く

 

理想の体重とは

 

しかしながら、むやみに体重を減らすのは、身体全体を考えると危険です。健康にも悪影響を与えます。
では、理想の体重はどのくらいなのでしょうか。

理想体重は体質や年齢により異なりますが、目安として、BMIという指標を使います。
BMIとはBody mass indexの略で体格を表す指標です。

求め方は体重(Kg)を身長(m)の二乗でわります。
BMI = 体重(Kg) ÷ (身長(m)×身長(m))です。

例を上げますと体重60Kg、身長170cmの人は、
BMI = 60(kg) ÷ (1.7(m)×1.7(m)) ≒ 約20.8となります。

BMIの仕方は以下の通りです。
bmi

ご自分のBMIを計算して25以上の方は標準になるように減量しましょう。
今、膝が痛くなくとも予防に有効ですし、その他成人病等の予防にも役立ちます。

ヘルスメーター

なお。BMIは身長と体重のみで理想体重の目安を示しています。
そのため、内臓脂肪が多い方、筋肉量が少ない方は、BMIが標準であっても何かしらの問題を抱えている可能性があります。

したがって、BMIは簡易的な目安として用いて、内臓脂肪や筋肉量を測定できる体重計などを使用すると、より理想的な体重を求めることができます。

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