変形した半月板を取り除くのではなく、縫合することにより残す手術です。

半月版は膝関節のクッションの役割と膝関節をスムーズに動かす重要な役割をしますので、切除するのではなく、なるべく残存したい部位です。

 

半月板縫合手術とは

 

膝関節の内視鏡である関節鏡を使用する手術です。

膝関節に8mm程度の小さい穴を2か所開け、片方の穴から関節鏡を入れて膝関節内部を観察しながら、片方の穴から鉗子などの器具を入れて縫合します。

半月板を縫合する場合は、半月板断裂後、あまり時間が経過していなく、断裂場所が関節包に近い血流が良い場所であることが、理想的です。

手術後は半月板が修復されるまで、6週間程、保護して安静にし、その後リハビリテーションをします。入院は2週間ほどで、その間は膝に負荷をかけられないので、足を地面につかないようにします。

手術室

 

半月板縫合手術を選択するケース

 

半月板の内側の断裂の場合は、縫合手術を選択するケースが多いです。

半月板の内側の断裂はスポーツのアクシデントで起こる場合が多く、縫合後に断裂が再発するケースは少ないです。

治療完了後はスポーツを再開することも可能です。

ドリブル

 

半月板縫合手術を選択しないケース

 

一方、半月板の外側の断裂は内側の断裂より多く発生します。

この場合は、積極的に半月板の縫合はせずに、前十字靭帯の再建術のみを行います。前十字靭帯の再建により、損傷した半月板による痛みやひっかかりを防ぐことが多いです。

但し、長期間にわたって、半月板が何度も挟まったり、取れたりを繰り返している場合は、半月板の変性が進んでいる可能性があるため、縫合できないことがあります。

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