あまり耳にしない病気だと思います。「持続性膝関節内出血」の説明をいたします、
変形性膝関節症から派生する病気になります。

変形性膝関節症については、こちらをご参照ください。
(⇒変形性膝関節症とは ⇒変形性膝関節症の痛みの原因 ⇒変形性膝関節症の進行に伴う変化

 

どういう病気か

 

この病気はX脚の人が変形性膝関節症になった時にかかる可能性のある病気です。

変形性膝関節症は膝関節内の軟骨が摩耗するために発症する病気ですが、生まれつき、または変形性膝関節症になった結果、X脚となった人は、膝蓋骨(いわゆる膝のお皿ですね)と大腿骨の間の軟骨が摩耗する場合があります。

そうすると、膝蓋骨の変形した結果、骨がトゲのようになることがあります(これを骨棘といいます)。この骨棘が膝蓋骨の上部にある関節包を刺激し出血をしてしまいます。関節の中というのは殆ど出血が止まらない環境ですので、出血が持続し、関節内に血が溜まってしまう病気です。

関節内に血が溜まりますと膝関節の内部を圧迫し、負担を高くしますので、変形性膝関節症の症状がさらに進むことになります。

O脚 X脚

 

発見方法

 

この病気は発見しにくいと言われます。理由としては膝に違和感があるが、外見では分からなく、レントゲンをとても骨折などの異常は見つかりません。

では、どうして発見できるかというと、膝の水を抜くときに関節液に中に鮮血が混じっている時があります。これが持続性膝関節内出血の判断となります。

関節の中に血液があっても短期間であれば問題はありません。しかしこの状態が長く続きますと滑膜に慢性的な炎症が起こります。また軟骨や半月板も損傷されるという問題があります。

したがいまして、この病気は病院でないと発見できないため、疑わしい場合は早目に診断を受け、出血を止める薬を飲むなどの投薬治療や骨のトゲを削るなどの外科的な対応をする必要があります。

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