膝にとって良い歩き方とはどんな歩き方でしょうか?
それは膝関節への負担を軽くして、なおかつ転びにくい歩き方です。
当たり前のことですが、抽象的ですね。
具体的に「良い歩き方」という決まった形があるわけではありません。
結果的に膝に負担がかからず、転びにくく、疲れにくい歩き方になっていれば、それがあなたにとっての「良い歩き方」になります。
では「良い歩き方」になるためには、どんなことに気を付ければよいでしょうか。
次からは膝関節に着目した「良い歩き方」について、分かりやすく説明します。
「良い歩き方」のポイントは「膝の力を抜く」ということです。
疲れにくように歩くことを考えると、膝関節にできることは力を抜くということです。
具体的には、地面に踵が着くときにドンドンと強く叩かない歩き方です。
膝関節や足関節に力を入れないことで、疲れにくく、膝関節への負担をかけない歩きが可能になります。
また、下半身に余分な力をいれないことで、膝関節以外に、股関節や足関節にも余裕ができ、転びそうな時にも柔軟な対応ができるようになります。
逆に膝関節に力が入った歩き方ではどんなことが起きるでしょうか。
膝に力が入ると筋肉の収縮にエネルギーを使うため、疲れやすくなります。
また、踵が地面に着くときに膝に力が入っていると、衝撃を膝関節で吸収できにくいため、膝関節への負担も高くなります。
このような歩き方は疲れやすく、膝関節の負担が高くなってしまいます。
膝が悪い人もそうでない人も時々、ご自分の歩くときに、膝に力が入っていないか、足が地面に着くときに強く当たっていないか、気を付けてみましょう。
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