膝の痛みで病院に行ったときに、まず最初に行うのが問診です。
レントゲンを取れば、正確に分かれば良いのでは?とお感じになうと思いますが、本人の症状は患者さん自身しか分かりません。
診断には患者さんからの情報が大切です。
でも、お医者さんを前にすると、ちょっと緊張しますよね。ちょっとした問診のコツをお教えします。
医師へはできるだけ詳しく伝えることが大切です。
症状の感じ方は患者さんご自身しか分かりません。簡単にポイントをまとめました。
◆症状
・どこが痛むか
・いつから痛むのか
・痛みのきっかけは
・痛みを感じる時間帯は
・どんな時に痛いか
・痛みで眠れない、起きてしまうことはないか
・安静にしても痛いのか
・痛みの程度は
◆日常生活
・歩きにくくないか
・階段は使えるか
・立ち上がりにくくないか
・正座はできるか
◆持病・既往歴
・治療中の病気は
・服用中の薬は
・膝、足にけがをしたことはないか
・体重の変化はないか
・職業、継続しているスポーツは
医師に伝えることはたくさんありますね。
該当しないことは伝えることはありませんが、心当たりのあることは全て伝えましょう。
これだけありますと、言い忘れることもありますので、伝えることは事前にメモでまとめておくと便利です。
膝以外に気になることはありませんか。ありましたら、それも伝えましょう。
例えば、膝関節の痛みには腰や股関節の病変によるものもあります。
また、足のしびれや冷えがある場合、その原因は変形性膝関節症ではなく、足の動脈が詰まる閉塞性動脈硬化症の場合もあります。
発熱があった場合は。リウマチの発見の手がかりにもなるかもしれません。
したがいまして、膝関節以外にも気になる症状がありましたら、漏れなく医師に伝えた方が、早く正しい診断ができることがあります。
問診の次には触診をします。
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[…] 膝の痛みで整形外科に行きますと、問診から始まって、触診、エックス線検査、場合によってはMRI検査やCT検査と順番に検査をします。 […]
[…] 膝の痛みで病院に行くと、まず、問診を受けます。その時に医師は視診もしています。 […]
[…] 問診、触診と進んで膝関節内部の病気が疑われたら、エックス線の検査を行います。 […]