膝が痛い時にはまずは整形外科へいきましょう。では、どんな整形外科へ行けばよいのでしょうか。
膝の痛みを感じて、痛みが強くなってくると歩くのも辛くなってしまいます。
そのような時にまずかかるべき病院は、ご近所の整形外科です。
いきなり、大病院とか遠くの名医へ行くのはおすすめできません。(元もと、大病院は紹介状が無いと高額になりますので、実際はかかりにくいと思います)
なぜならば、膝の痛みは少ない回数の通院で完治するわけではなく、リハビリテーション等もあり、何回か通院をする必要があります。
次第に症状が進んだ場合でも、病院への距離が近ければ、通う負担が少なくてすみます。
また、将来、家族に送ってもらったり、タクシーを使う場合でも、近所であれば頼みやすいと思います。
大病院は待ち時間も長くなってしまうため、通う時間と合わせると、患者さんの負担が高くなってしまいます。
したがいまして、まずは、ご近所の整形外科をかかりつけ医にしましょう。
ご近所のお医者さんであれば、評判とか、人柄などの情報も入りやすく、病院も選びやすいということもあります。
膝の痛みの初期の保存療法の段階であれば、ご近所の整形外科医でも技術的に何ら問題はありません。
関節鏡視下手術、高位脛骨骨切り術、人工膝関節置換術等の手術療法が必要になる段階では、ご近所の整形外科医では対応できないケースが多いため、大病院へ行く必要があります。
この場合はご近所の整形外科医から紹介状を書いていただき、紹介先で手術を受けるケースが多いです。
まとめますと、初期の段階ではご近所のかかりつけ医で保存療法で改善を目指します。
手術療法が必要になるくらいに症状が進みましたら、かかりつけ医に紹介状を書いて頂き、大病院で手術をうけましょう。
このような地域の病院と大病院の役割の棲み分けは、行政の方針でもあります。
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