膝関節が痛い時、「冷やした方が良いのか?又は温めた方が良いのか?」迷ってしまう時があると思います。
野球であればデッドボールでの打撲や、ピッチャーが投げた後は、アイシングと言って冷やす場面があります。
一方、肩凝り等は温湿布などで温めます。
では、膝が痛い時は冷やした方が良いのでしょうか、温めた方が良いのでしょうか。
その判断基準について、説明したいと思います。
冷やした方が良い時
なぜ、冷やすのか、その目的を考えてみましょう。
冷やす目的は、炎症を抑えるためです。
冷やすことで炎症を抑えた上、炎症の箇所が広がらない効果があります。
そのため、打撲や、捻挫をしてしまって、炎症が起こった直後などは、冷やした方が良いでしょう。
温めた方が良いとき
次に温める目的を考えてみましょう。
温める目的は血行、血の巡りを良くするためです。
血行を良くすることで、痛みを感じる物質を流し、痛みを改善する効果があります。
また、過剰に収縮している筋肉の柔軟性を戻す効果もあります。
打撲や捻挫などの急性の症状ではなく、変形性膝関節症や肩凝りなどの慢性的な痛みによって、筋肉が収縮してる時は温めた方が良いです。
結論
打撲や、捻挫などの直後で炎症が発生している時は、患部を冷やしましょう。目安は怪我をしてから2~3日間です。
それ以降、痛みが慢性化してしまった時は患部を温めましょう。
但し、あくまでも目安ですので、痛みが強いときや、痛む期間が長い場合は病院で相談しましょう。
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