運動選手にとっては、怪我をすると選手生命を左右してしまう膝前十字靭帯損傷。
また、変形性膝関節症とも大きく関連があると言われています。

 

膝前十字靭帯損傷とは

 

膝関節は膝がガクガクしないように安定性を確保するために4つの靭帯で支えられています。
膝の関節というのは筋肉が多くはありません。靭帯がその安定性を保っているのです。

4つの靭帯はそれぞれ内側側副靭帯、外側側副靭帯、後十字靭帯と前十字靭帯です。
膝前十字靭帯は位置としては大腿骨から腓骨に付着しています。腓骨が前方へずれてしまうことを防いでいます。

膝は靭帯によって支えられていますので、膝に圧力がかかると靭帯に負担がかかります。圧力が強くなると靭帯が切れてしまうことがあります。

サッカー怪我

 

膝前十字靭帯損傷の原因

 

膝前靭帯の原因は被接触損傷と接触損傷の二つに分けられます。

◆接触損傷

文字通り、スポーツで相手との接触による衝撃で靭帯が損傷してしまうケースです。
選手同士が直接、接触するスポーツ選手に多いです。代表的なスポーツはラクビー、サッカー、バスケットボール、サッカー、フットボール等です。男性より女性が多く発生します。

ドリブル

◆非接触損傷

膝前十字靭帯損傷の原因の70%を占めていると考えられています。
ジャンプ着地時や急激な方向転換など、直接、相手との接触がない状態で靭帯が損傷するケースです。

 

接触損傷も非接触損傷も、いずれも膝関節が内側に入り、強い力が加わると膝前十字靭帯が損傷します。

膝前十字靭帯損傷は再発率や反対側の足にも損傷する率が多いことも特徴です。
再発率は3~6.4%。反対側損傷率は3~5.7%です。

また、膝前十字靭帯損傷患者の約50%は20年以内に変形性膝関節症に掛かるという報告もあります。
変形性膝関節症は悩んでいる患者さんが多い疾患ではありますが、この発生率は大変高いものです。

最近ではスポーツを楽しむ人の膝前十字靭帯を損傷するリスクを抑えるように世界的に予防プログラムが作成されており、
一定の効果を上げています。

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