スポーツ中に起こってしまう膝前十字靭帯損傷。ここでは膝前十字靭帯損傷の手術とリハビリテーションについて、ご説明します。

 

膝前十字靭帯損傷の手術とは

 

膝前十字靭帯損傷の手術は関節鏡視下手術で行います。

膝前十字靭帯は一度切断されると、自然では再生しません。したがって、関節鏡視下手術によって、他の部位、ハムストリングスの腱や膝蓋腱(膝蓋骨(膝のお皿)から下腿(すね)につながる腱のことです)の腱や骨を取り、膝関節内に移植する必要があります。

手術室

 

膝前十字靭帯損傷のリハビリテーション

 

手術後のリハビリテーションでは最初は膝を曲げる練習や、足へ重さの負荷をかける練習をします。なお、その時に、移植した腱が抜けたり緩んだりしないように気をつけます。その後は例として以下のような順序でリハビリテーションを続けます。

その後、自重や、ゴムチューブなどを使用した筋力アップのためのトレーニングをします。

手術後4ヶ月後でランニング、5か月後でダッシュ、6ヶ月までに怪我をする前のスポーツの軽い練習を行います、

6ヶ月以降、1年以内を目処の競技復帰を目指します。

サッカー少年

 

リハビリテーションで気をつけること

 

リハビリテーションで気をつけるのは、手術後6~8週間のタイミングです。

このタイミングでは再建した靭帯が一時的に弱くなることがあります。

なぜならば、再建した靭帯は他の部位から摂取した靭帯のため、まだ、血管が通っていません。そのため、この時点では一時的に再建した靭帯が壊死するからです。

その後、再建した靭帯に血管が通るようになるため、靭帯の強度は上がっていきますが、この6~8週間の期間は一時的に再建した靭帯が弱くなるため、注意が必要になります。

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