膝が痛い時に処方される薬は鎮痛剤が中心になります。
しかし、症状によっては鎮痛剤以外の薬も処方される場合があります。
筋緊張弛緩薬
膝の痛みの中には、周辺の筋肉のこわばりが原因で、痛みを感じていることがあります。
このようなケースでは鎮痛剤よりも、筋肉のこわばりをほぐす筋緊張弛緩薬の方が、痛みの緩和に効果があることがあります。
痛みがかなり強いと、筋肉がこわばるという関連性もあります。
そのため、筋緊張弛緩薬が痛みを効果的に緩和します。
骨代謝改善薬
骨粗鬆性がある人には、骨密度を高める必要があるため、骨の代謝を改善するビスフォネート製剤が処方されます。
また、変形性膝関節症で関節内の軟骨が著しくすり減っていると、骨と骨が直接ぶつかるため、痛みを感じることがあります。
その時にも骨代謝改善薬として、ビスフォネート製剤が効果があります。
骨の代謝を改善効果がある薬は、ビスフォネート製剤のほかに、ビタミンD製剤が処方されることがあります。
血行促進、末梢神経回復等
痛みの原因が下肢の血行不良による場合は、末梢の結構を促進する薬が処方されます。
また、末梢神経の機能を回復させるため、ビタミンB6やビタミンB12が処方されます。
膝の機能改善に調節関連性はありませんが、鎮痛剤による胃腸障害を防ぐためには、胃粘膜を保護する胃薬も処方されることが多いです。
膝の痛みの改善と一口で言ってもこのように、オーダーメードにように色々な薬が処方されることがあります。
したがって、持病のある方、特に高血圧、気管支喘息、心臓病、のある方は事前に医師と相談しましょう。
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